即答。 それは「価値」です。
ビジネスに限らず何事においても僕は「価値感」って超重要だと思うわけです。
サービス・ビジネスは価値と価値の交換で成り立っています。A商品とB商品、C商品があって機能も大差ない。
どれも似たようなレベルの商品。
A商品は1万円です。
B商品は1万5千円です。
C商品は1万円9千円です。
・・・・・・どれが一番売れますか?
こうやって書かれるとA商品が売れます!と9割の人がいいます。
全然違います。
現実にはどういう事が起こっているかというと。
AでなくBやC商品の方が断トツに売れている という事が多数です。
機能も性能も同じなのに「結果(売れ行き)」が違う。
この差異を生み出すものは・・
相手が思う「価値感」と売り手が思う価値感のマッチング度合いです売り手の訴求する価値感と
買い手の訴求する価値感が合致したときにモノサービスは売れます。
どちらかが片思いでは不成立です。
売れている消費品やサービスは「価値」をうまく訴求しています。
これは事業やイベントでも全く同じだと思うわけです。
1万円の商品が5千円で売ってあっても、
そこに5千円出す「価値」をカンジなければ、消費者はお金を1円も出しません。
「タダでも要らない」ってやつです。
サービスとは「価値と価値の交換」で成り立っています。
例えば・・・TV通販の「じゃぱねっとたかた」は商品の機能なんて説明しません。
・このカメラはお祝いのプレゼントとしても喜ばれています
・このカメラでお孫さんを撮ってあげましょう!
・このカメラを持って今まで行った事のない場所に出かけましょう
・カメラ一つで、今までとは違う楽しい生活が!
買うことで実現体感できる「価値」を上手に訴求しています。
だから売れるのです。
だから消費者の心は動かされるわけです。
価格以上に「価値」が高いと思うから買うわけです。
価格<価値1万円出す価値があるから、お客さんが1万円を喜んで出します。
1万円の価値がなければ買わないか、もしくは値切ります(価格競争のはじまり)
価値をどれだけ顧客に訴求できるか?
これが超重要であり、うちの会社でも徹底的にこだわっている部分です。
で、長くなりましたがここからが本題(笑)
価値っていうのは案外、分からない気づかないことがほとんどです。
例えばわが町の場合。
色々な魅力や特産品もあります。でも現実にはどうでしょうか?
「当たり前だ!」と片付けてないですか?
あなたの価値感は正しくないかもしれないという事実。
あなたの経験や常識で物事は決めてはいけません。
常識とは成人までの間に身につけた偏見のコレクションです
例えばどの地方にもある「料理」
鳥取なら梨を使った料理、鹿カレー、白いか、豆腐ちくわ・・・・
鳥取でしか食べれないものって結構あるんですね。
そんなことは地元の人なら誰もが知っているでしょう。
県や地方により独特の料理ってありますからね。
でもそれは「他県」の人から見れば「価値のあるもの」かもしれません。
イベントで言えばその典型例が昨年あたり大ブームになった「B級グルメ」です。
安くておいしい地域独自の食材で、町おこしにも期待されブームとなった「B級グルメ」。
このB級グルメは「地元の食」の価値感を大きく変えました。
「富士宮焼きそば」とか有名、全国区のグルメになりましたよね。
このB級グルメの仕掛け人も実はJCの卒業生です。
富士宮青年会議所OBです。
現・富士宮やきそば学会会長をされています。
著書:
ヤキソババイブル―面白くて役に立つまちづくりの聖書 にはイベント戦略やまちづくりついて書いてあります
ブログは
こちら「価値を広めて・伝える事が出来て、はじめてスタートです」
そのためには広報や宣伝活動が重要ですし、
単発でなく継続的かつ、効果的な戦略が重要だと思っています。
価値は広めることが出来なければ「無い」と一緒です。
広めてこそ価値が伝わり、相乗効果でグルグルと良い方向に廻ると思います。
そんなわけでJC発信委員会も発信し価値を伝え広めていきます。
昨日の定例会の後の居酒屋で「これは面白い!」というアイデアが出ました。
まあ、実現できるかどうかは森原委員長にかかっています。
個人的には実現したい最強アイデアです。笑
価値を伝える
届けたい人に的確に届けるこの2つは重要だと思います。
今年のJC発信委員会はやりますよ。
ぜひ期待しててください。
新たな価値や付加価値を発信していきます!!!
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