9/4(土)に鳥取環境大学にて経営開発セミナーを開催いたしました。
第1部 「商いの本質・地域や社会から必要とされる企業」
公益社団法人日本青年会議所
第2部 「わかる!自社の決算書」
中小企業診断士 布野 眞由美氏
第3部 「時代の波をいかに乗り切るか」
(株)帝国データバンク鳥取支店長兼米子支店長 泉田 優氏
以上の3部構成にて行われました。
都合により、私は第2部からの参加になりましたが、
どちらも非常に有益な講義でした。
まずは第2部、布野氏の講義です。
要は「経営者たるもの、貸借対照表と損益計算書が読めないといけない」と
いうことだと思います。
自分の会社の収益がどのようになっているのか、一年のうちの何日か決算書とにらめっこ
することで、会社の状態を知り、会社の方向性の軌道修正などができるようになって
ほしいと言うことを言われていたのだと思います。
もう一点は、自社の本当の貸借対照表の姿を知る。ということです。
金融機関は、提出した貸借対照表を信用しないと言われていましたが、
あれは本当ですよ。決算書をよく見せるために、いろいろ細工しても、
見破られますよ。と言うあたりが特に言われたかったのだろうと思います。
結構金融機関の考え方を語られていたので、今回セミナーに来られた方は
かなり有益な情報ではなかったのかと思います。
これで金融機関から、少しはお金が借りやすくなったのではないかと思います。
(これらは私の個人的な見解です)
次は第3部、泉田氏の講義です。
鳥取や日本中の元気な会社、危ない会社(倒産した会社)を実例を挙げて、
何がよかったのか、何が悪かったのかを解説してもらいました。
成功してきた会社は、
・社会情勢の変化への対応がすばやい。
・意見は聞いても最後はトップが決断する。
と言ったところでしょうか。
どちらも非常に有益なセミナーでした。
おそらく、今後もこのようなセミナーが(JCだけでなくそれ以外も含めて)開かれると思います。
皆さん、ぜひ参加してみてください。
数時間の時間を使うだけで、良い話を聞くことができます。
そして実行してみてください。すべてを実行することができなくても、
ひとつでもできれば、それはセミナーで聞いたことが身になったのだと思います。
そしてそれを繰り返していくことで、一回りも二回りも自分や自分の会社を
成長させることができるのだと思います。
JC発信委員会 上山